【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスは20日、和平計画「第1段階」の合意に基づき、新たに人質1人の遺体をイスラエルに引き渡した。イスラエル首相府が発表した。遺体返還が大幅に遅れていることにイスラエルが反発を強める中、ハマスは停戦合意を履行する姿勢を示したが、まだ15人の遺体が残されており、先行きは不透明だ。 トランプ米大統領は20日、ホワイトハウスで記者団に、ハマスが合意を守らなければ「全滅させなければならない」と述べ、圧力をかけた。19日にはイスラエル軍が兵士に攻撃があった報復としてガザ全域を空爆し、中東メディアによると42人以上が死亡。イスラエルとハマスは相手が停戦合意に違反していると批判を繰り広げている。 イスラエルを訪問中の米国のウィットコフ中東担当特使とトランプ氏の娘婿クシュナー氏は20日、ネタニヤフ首相と会談した。バンス副大統領も近くイスラエルを訪問する予定で、米国は合意の維持に向けて情勢安定化を図りたい考えだ。
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