
【ワルシャワ=共同】クラシック音楽の世界三大コンクールの一つ「第19回ショパン国際ピアノ・コンクール」の最終結果が21日未明(日本時間同日午前)、ポーランドの首都ワルシャワで発表され、東京都出身の桑原志織さん(30)が4位に入賞した。愛知県大府市出身の進藤実優さん(23)は入賞の6位までに入らなかった。米国のエリック・ルーさん(27)が優勝した。
本選は18〜20日に開催され、日本人2人の他、中国、米国、ポーランド、ジョージア、マレーシア、カナダのピアニスト計11人が争った。
1927年に始まったコンクールは若手ピアニストの登竜門として知られ、原則5年に1度開催。優勝経験者にはマルタ・アルゲリッチさんやスタニスラフ・ブーニンさんらが名を連ねる。70年に内田光子さん、2021年に反田恭平さんがそれぞれ2位となった。日本人ピアニストが優勝したことはない。
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