【ワシントン共同】米財務省は22日、ウクライナとの戦闘終結に向けたロシアの取り組みが不十分だとして、ロシアの石油大手ロスネフチとルクオイルに制裁を科すと発表した。両社が50%以上の株式を保有する傘下の企業も対象とする。ベセント財務長官は「今こそ殺りくを止め、即時停戦すべき時だ」と述べた。 制裁はロシアのエネルギー分野への圧力を強め、戦費調達能力を弱める狙い。米国内の資産を凍結し、取引も制限する。 ベセント氏は発表に先立ち、FOXビジネスのインタビューで「これまでの中で最大規模の制裁となるだろう」と述べ、日本を含む先進7カ国(G7)に協力を求めると話した。 トランプ大統領は22日、ホワイトハウスで北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と会談した。 トランプ氏はこれまでも制裁強化に言及してきたが、ロシアへの直接的な措置は講じていなかった。停戦に後ろ向きなロシアのプーチン大統領を交渉の席に着かせるため、方針転換に踏み切った。
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