外交と安全保障の専門家でメチニコフ記念オデーサ国立大学准教授のボロディミル・ドゥボビク氏は20日、NHKのインタビューに応じました。
この中でドゥボビク氏は、これまでゼレンスキー大統領が一貫して拒否してきた領土の割譲について「ウクライナとしては、強固な『安全の保証』が提供されれば、領土の問題での譲歩に前向きになる可能性もあるのではないか」と話し、「安全の保証」がカギになるとしています。
ただ、「ウクライナとロシアの立場はかけ離れている」としてゼレンスキー大統領とプーチン大統領の直接会談について、「双方が妥協点を見つけるにはまずは実務者レベルで話し合う必要がある。それほど早くには実現せず、おそらく1か月程度はかかるだろう」と述べて、早期に会談が行われる可能性は低いという見方を示しました。
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