アメリカのベッセント財務長官は26日、中国が発表したレアアースの新たな輸出規制の強化対策について、中国側が1年間延期するとの見解を示しました。
ベッセント財務長官は26日、ABCテレビの番組に出演し中国が今月9日に発表したレアアースの輸出規制の強化対策について「中国は再検討するため、1年間延期するだろう」との見通しを示しました。
米中両政府は25日から2日間、マレーシアの首都クアラルンプールで閣僚級貿易協議を行いました。
協議についてベッセント財務長官は、「木曜日に韓国で開催される両首脳会談に向けて、実質的な枠組みの合意に達した」と明らかにしました。
その上で、レアアースの輸出規制に対する対抗措置としてトランプ大統領が発表した中国への100%の追加関税について「合意が成立すれば回避できる」との考えを明らかにしました。
(フジテレビ国際取材部)
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