27日、ウクライナ・キーウの大統領府で取材に応じるゼレンスキー大統領(大統領府提供・共同)

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、キーウの大統領府で共同通信などの取材に応じ、防空強化に向け、欧米の戦闘機250機を確保する必要があると主張した。現在、最大150機の購入契約を進めるスウェーデン製のグリペンが主力となるとみられる。  ゼレンスキー氏はグリペンのほか米国のF16とフランスのラファールで構成する考えを示した。  また、ゼレンスキー氏は27日公開の米ニュースサイト、アクシオスのインタビューで、ロシア軍は今年、約34万6千人の死傷者を出したと主張。今年動員された兵士数と同規模で、ロシア軍は深刻な人員不足に陥っていると訴えた。  ロシアとの和平案をまとめるため、欧州と作業を続けているとも表明。アクシオスによると、英国のスターマー首相がパレスチナ自治区ガザの停戦をモデルに策定することを提案したという。  和平案は今後7~10日での策定を目指しており、詳細には踏み込まず簡潔な内容になる見通しとした。ゼレンスキー氏は、ロシアが和平案を受け入れるかどうかについて懐疑的な考えを示した。

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