【エルサレム共同】イスラエル軍が28~29日に実施したパレスチナ自治区ガザへの報復攻撃で、パレスチナ通信は29日、死者は110人に上り、うち46人が子どもだったと伝えた。相次ぐ軍の攻撃で停戦合意の形骸化が懸念されており、トランプ米政権がガザの和平計画「第2段階」で設置を目指す国際安定化部隊の編成にも影響を与えそうだ。  イスラエル首相府は29日、攻撃についてネタニヤフ首相がトランプ米大統領に事前通告していたと説明した。トランプ氏は停戦合意違反と見なさない考えを示している。イスラエルはガザ最南部ラファで28日に部隊が攻撃を受け兵士1人が死亡したことに対する報復だと主張している。  一方、イスラエルメディアは29日、アラブ諸国がイスラム組織ハマスと衝突する事態を懸念し、国際安定化部隊への参加を拒否していると伝えた。アラブ諸国の消極姿勢を受けて米政権はシンガポールなどに参加を打診しているという。部隊はガザで治安維持を担う見通しで、インドネシア、パキスタン、アゼルバイジャンの参加の可能性が報じられている。

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