国連のグテーレス事務総長は、横浜市で開かれているTICAD=アフリカ開発会議の会場で、21日記者会見を行いました。
この中で、グテーレス事務総長は、原爆投下から今月で80年となったことに触れたうえで、過去に被爆地の広島・長崎を訪問したことを振り返り「被爆者の証言に強く胸を打たれた。証言があるからこそ、核兵器なき世界の実現のために努力し続けることが、私たちすべての責務なのだと理解できる」と述べました。
また核兵器廃絶に向けた取り組みについて問われ、グテーレス事務総長は「国連は、特に、次のNPT=核拡散防止条約の再検討会議の確実な成功に向けて取り組みを進めている。それと同時に、核兵器の廃絶に向けた条約は世界中でますます支持されていて、非常に重要な動きだと思う」と述べて、国際的な取り組みを進めることの重要性を強調しました。
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