ドイツ外務省は13日、ワーデフール外相が今月18日から20日の日程で日本を訪問すると発表しました。
ワーデフール外相の日本訪問は就任後初めてで、アジアでは日本が最初の訪問国となります。
訪問中は岩屋外務大臣と戦略対話を行い、インド太平洋やヨーロッパ・大西洋の地域をめぐる状況、それに重要な原材料を中心とした経済安全保障などをテーマに意見を交わす見通しです。
その後、大阪・関西万博の会場を視察し、20日には次の訪問先のインドネシアに向かう予定で、ことし5月に発足したメルツ政権がアジア外交を本格化させることになります。
日本政府の関係者によりますと、ワーデフール外相は法の支配や民主主義の価値観などを共有する日本と、2国間だけでなく、海洋進出の動きを強める中国や北朝鮮を念頭に地域の情勢などで連携し、安全保障の分野で協力を深めるほか、ロシアによる侵攻が続くウクライナ、それに中東の情勢についても話し合われるものとみられます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。