米子空港と韓国・ソウルを結ぶ国際定期便が12月下旬から毎日往復のデイリー運航となることを受け、11月6日、県や経済団体などが利用促進に向けた連携会議を開きました。
鳥取県庁であった連携会議には、平井知事や県の幹部、県内の商工会や旅行会社などが参加しました。
米子ソウル便は、運航する韓国のLCC「エアソウル」が冬の山陰の需要が見込めるとして、12月23日から2026年3月28日まで、現在の週4往復から毎日1往復するデイリー運航に増便することを決めています。
鳥取県・平井知事:
「おそらく挑戦権を得たということではないかと思う。これが永続するかどうかは、この冬場の状況にまずはかかってくる」
会議では、インバウンド対策として日程が柔軟に組めるメリットを最大限にいかし、個人客をメインとした自然・食・温泉などの情報発信を強化。
一方、アウトバウンド対策では地元メディアと連携した情報発信、PRを拡大することを確認しました。
また、ビジネスでの利用促進を図るため、県内企業の韓国市場への販路開拓などで県が伴走支援することなどが報告され、今後、広く周知していくとしています。
鳥取県・平井知事:
「新たな国際時代に山陰は突入することになる。これが続くかどうかがこれからの冬場の正念場。是非皆さんと協力してビジネス交流、教育交流、友好交流も含めた交流展開を図っていきたい」
永続的なデイリー化につながるのか、この冬場の利用状況が試金石となるだけに官民一体となった取り組みが大きな鍵を握りそうです。
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