京都大学の室田成長戦略本部長は、台湾との協力を通じ「スタートアップの成長が期待できる」と話した(22日、京都市)

京都大学は22日、台湾の国家発展委員会と共同で、スタートアップ振興のシンポジウムを京都市の同大学で初開催した。台湾の有力スタートアップと京大発スタートアップ、計10社ほどが集まり、互いの技術などを紹介し交流した。

京大の室田浩司成長戦略本部長は「台湾との協力を通じエネルギーやバイオ、人工知能(AI)などの分野でスタートアップの成長が期待できる」と話した。

国家発展委員会は台湾当局で経済政策を主導する。傘下の投資機関を通じ、京大子会社のベンチャーキャピタル(VC)である京都大学イノベーションキャピタル(京都市)のスタートアップ向けファンドへの出資も検討しているという。

京都大学イノベーションキャピタルは台湾拠点の開設も検討し、連携を深めてスタートアップを育てる。

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