
千葉県の熊谷俊人知事は2026年1月19日〜21日に、台湾を訪問する。県産農林水産物の輸出拡大や観光誘客、経済交流の促進が目的で、県の友好都市である桃園市など3都市を回る。台湾当局は日本産食品の輸入規制の撤廃方針を示しており、県産品のPRなどを通じて取引拡大の機運を醸成する。
県産品の輸出拡大に向け、台北市内で現地の大手商社などと今後の取引について意見交換する。23年に県産品の輸入規制撤廃の要請を行った台湾日本関係協会も訪問する。
台中市では訪日教育旅行説明会を開き、現地の教育関係者に対して千葉県の魅力をPRする。県内の観光事業者と台湾の旅行会社との個別商談会も予定し、観光客誘致を図る。熊谷知事は台湾が24年に千葉県への宿泊者数が国・地域別で2位となったことを指摘し、「親日的で有望な市場」と期待を示した。
熊谷知事の台湾出張は23年に次ぎ2度目となる。
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