中国外務省は、高市首相の「台湾有事」をめぐる発言について、「撤回すべき」としたうえで「日本が武力介入すれば侵略行為となる」と強調しました。
中国外務省・林剣報道官は 「日本側は発言を訂正・撤回すべきで、さもなければ一切の結果は日本側が責任を負わなければならない」と会見で発言しました。
中国外務省の報道官は13日の会見で、高市首相がいわゆる「台湾有事」をめぐり武力行使をともなうものであれば「存立危機事態」になりうるとの認識を示した発言について、「訂正・撤回すべき」と述べました。
また外務省の報道官は、満州事変の発端となった1931年の柳条湖事件について触れ、「日本の軍国主義は「存立の危機」を口実に、たびたび対外侵略を仕掛けてきた」などと述べ、「同じ過ちを繰り返そうとしているのか」と批判しました。
さらに外務省報道官は、「日本が台湾海峡情勢に武力介入すれば侵略行為となる。中国側は必ず撃退する」と強調したうえで、「内政干渉をやめ、台湾問題で火遊びをするな」などと、けん制しました。
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