北朝鮮はロシアへの派兵部隊に初めて勲章を授与しました。

22日の労働新聞は、北朝鮮の金正恩総書記がウクライナ侵攻を続けるロシア軍を支援するため派兵された兵士らに英雄として勲章を授与したと報じました。

授与式の壇上には戦死した兵士たちの肖像が並び、金総書記が勲章をつける姿のほか、遺族とみられる人たちを慰めるような様子も伝えられました。

金総書記は演説で「軍が成し遂げた勝利は巨大な功績で、世界戦争史の事変になる」とたたえた上で、「軍事力の最新鋭化と最強化をはかり、戦争準備を完成させなければいけない」と述べたとしています。

さらに、祝賀公演などを開き、派兵部隊を厚遇する様子が伝えられていて、多くの戦死者が出ていることへの不満を軽減する狙いがあるとみられます。

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