アメリカのトランプ大統領は14日、イギリスの公共放送「BBC」が自身の演説を恣意(しい)的に編集したとされる問題をめぐり、週明けにも法的措置を取る考えを示しました。
「BBC」は問題となった2024年10月の番組について、編集が「誤った印象を与えた」と認め、番組を再放送しないと約束するとともに、トランプ氏側に謝罪文を送りました。
一方で「実害はなく、名誉毀損に当たる根拠もない」として、補償には応じない姿勢を示しています。
これについてトランプ氏は、大統領専用機内で記者団に対し、BBCは「不正を認めた」と強調し、週明けにも提訴する見通しを明らかにしました。
トランプ大統領:
来週にも10億ドルから50億ドルの範囲で彼らを訴えることになるだろう。
トランプ氏側はこれまで、14日までに番組の撤回や謝罪、適切な補償が行われなければ、少なくとも10億ドル日本円で約1500億円を求めて提訴すると警告していて、今回の発言はそれを大きく上回る額を示した形です。
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