台湾総統府によりますと、頼清徳総統は22日、北東部の宜蘭を訪れ、海軍の艦隊を視察しました。

この中で、頼総統は中国の脅威に対応するため、防衛費の予算を継続的に増加させるとした上で「2030年までにGDP=域内総生産に占める割合が5%に達する見込みだ」と述べました。

頼政権は21日、来年の予算案のうち防衛費の総額を20%以上増額し、GDPに占める割合を3.32%に引き上げると発表したばかりです。

頼総統としては、中国の軍事的な圧力が強まる中、アメリカのトランプ政権が防衛費の増額を求めていることなどを念頭に新たな引き上げ目標を示した形です。

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