ウクライナの複数の地域がロシア軍による大規模攻撃を受け、少なくとも19人が死亡しました。

ウクライナ空軍によりますと、18日夜から19日にかけて、ロシア軍はドローン約480機と48発のミサイルを発射し、北東部ハルキウや西部テルノピリ州などを攻撃しました。

ハルキウ市長は、自身のSNSに「真夜中に敵が19機のドローンで攻撃した」と投稿。

鉄道インフラや学校、エネルギー関連の施設が被害を受け、子ども2人を含む46人が負傷したということです。

また、西部テルノピリ州では9階建ての住宅2棟で火災が発生。

クリメンコ内務相は「最も深刻な被害を受けた」と述べ、これまでに19人が死亡し、子ども16人を含む66人が負傷したと明らかにしました。

一連の攻撃を受け、ゼレンスキー大統領は自身のSNSで、「市民生活を狙う露骨な攻撃はロシアへの圧力が不十分であることを示している」と非難。

国際社会に向けて防空システムの追加供与や制裁強化など、いっそうの支援を求めました。

ロシアの攻撃が激化する中、ゼレンスキー大統領は19日、トルコを訪問してアメリカのウィトコフ特使と和平交渉をめぐる協議を行う見通しです。

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