IAEA本部前のイラン国旗=ウィーン(AP=共同)

 【テヘラン、ウィーン共同】イランのアラグチ外相は20日、イスラエルと米国が空爆した核関連施設への査察を再開するとした国際原子力機関(IAEA)との9月の基本合意について、正式に破棄すると表明した。IAEAの定例理事会で同日、イランに対し、核施設に関する情報の全面提供を求める決議案が採択されたことに反発した。  イランは6月の核施設空爆後、IAEAとの協力を停止したが、空爆を受けなかった施設への査察受け入れを一部再開した。空爆された最重要施設のウラン濃縮施設などの査察に関しては、IAEAとの基本合意後、対イラン国連制裁が再発動されたことを受け、再開していない。  決議案は米国と英国、フランス、ドイツの4カ国が提出した。イランに対し、IAEAとの保障措置(査察)協定の履行義務を順守するよう促し、IAEAへの「全面的かつ迅速な協力」を要求。核物質や核施設に関する「正確な情報」の提供を求めた。

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