【エルサレム共同】ガザで支援物資配給を実施してきたイスラエルと米国主導の「ガザ人道財団」は24日、活動を終了したと発表した。5月下旬に配給を開始後、配給拠点周辺ではイスラエル軍による攻撃で住民の死傷者が続出し、物議を醸していた。今後は米国がイスラエル内に創設した軍民調整センターが支援を引き継ぐ。 イスラエルは3月にガザへの物資搬入を全面的に停止し、ガザでは人道状況が急速に悪化した。配給拠点には住民が殺到して混乱状態となり、イスラエル軍の発砲が繰り返された。国連人権高等弁務官事務所によると、9月上旬時点で配給拠点や物資の輸送ルート沿いで2100人以上が死亡した。国連は財団の配給方法を非難し、従来の国連主導の物資配給を求めた。 財団は発表で、これまでに1億8700万食の食料を配給し、ハマスに略奪もされなかったと主張した。ロイター通信はガザ住民200万人に対し1日1食にも満たない量だと指摘した。 イスラエル軍は11月24日、北部の軍支配地域に入ったとして2人を殺害したと発表した。
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