中国が高市首相の「台湾有事」をめぐる発言に反発を続ける中、習近平国家主席は24日、アメリカのトランプ大統領と電話会談し、台湾問題について中国の原則的な立場を説明しました。

一方、アメリカのトランプ大統領は中国の習近平国家主席と電話会談したとSNSで明らかにしましたが、台湾問題については触れませんでした。

トランプ氏は24日、習主席と「有意義な」電話会談を行ったとSNSに投稿しました。

会談ではウクライナ情勢や合成麻薬フェンタニルなどについて話し合ったとしていて米中関係は「極めて強固だ」と強調しました。

一方で、中国側が原則的な立場を説明したとする台湾問題への言及はありませんでした。

また、会談ではトランプ氏が2026年4月に訪中しその後、習氏が「国賓」として訪米することが決まったということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。