アメリカのトランプ大統領が25日の電話会談で高市首相に対して「台湾関連の発言を抑制するように促した」とアメリカメディアが伝えました。

ウォールストリート・ジャーナルは26日、アメリカ政府当局者の話として、トランプ大統領が中国を刺激しないため、「高市首相に台湾を巡る発言を抑制するよう助言した」と報じました。

一方で、トランプ大統領が「発言を撤回するよう圧力をかけることはなかった」としています。

記事はまた、同じ日に行われた米中首脳による電話会談で、習近平国家主席が憤慨した様子で台湾の歴史について語ったと伝えていて、トランプ大統領の助言には中国と10月に合意した貿易交渉のリスクを高めたくないとの思惑があったと分析しています。

当初、記事は「発言のトーンを和らげるよう助言した」という見出しでしたが、その後「抑制を求めた」に訂正されています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。