香港北部の新界地区で26日に起きた高層住宅の大規模火災で、27日までに少なくとも65人が死亡し、70人以上がけがを負った。香港メディアが伝えた。同日夕時点で消火作業は続いているが、香港政府トップの李家超(ジョン・リー)行政長官は会見で、「7棟の火勢はおおむね抑えられている」と語った。
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火災現場は計8棟が立つ集合住宅。26日午後3時(日本時間同4時)ごろ、このうち1棟から出火し、計7棟が焼けた。
当時、現場では修繕工事が行われていた。香港当局は、外壁に設置された防護ネットや防水シート、プラスチックシートが防火基準を満たしていなかった疑いを指摘。27日、修繕工事会社の幹部ら3人を過失致死の疑いで拘束した。また、工事には竹の足場が使われており、燃えた竹の破片が飛散してほかの棟に燃え移った可能性があると消防当局はみている。
消防当局幹部は27日午後、救助要請があった62人について救助が完了していないと語った。李氏は同日未明に開いた会見では、「この火災で279人と連絡が取れていない」と明らかにしていた。
香港政府の資料などによると、集合住宅は1983年に完成し、約2千戸の住居がある。
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