イスラエル軍に殺害されたヒズボラ幹部の葬儀に参列した支持者ら=24日、レバノン・ベイルート(ゲッティ=共同)
【カイロ共同】レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの指導者カセム師は28日のテレビ演説で、軍事部門トップ、タバタバイ氏がイスラエル軍に殺害されたことを巡り「われわれは対応する権利がある」と主張、イスラエルへの報復の可能性を示唆した。実際に攻撃すればイスラエル軍が反撃に踏み切るのは必至。緊張が高まる恐れがある。 カセム師は、タバタバイ氏殺害について「露骨な侵略行為で、凶悪犯罪だ」などとイスラエルを非難。「降伏しない」などと訴え、イスラエルに対抗する構えを示した。イスラエル軍は昨年11月の停戦合意発効後もレバノン領への攻撃を続けている。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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