
【イスタンブール=共同】トルコの海事当局は28日、黒海のトルコ沖を航行中のタンカー2隻で相次ぎ火災が起き、救助隊を派遣したと発表した。いずれも乗組員は無事という。ウクライナ当局者は29日、2隻はロシアが制裁逃れに利用している「影の船団」だと指摘。火災は、保安局(SBU)の特別作戦によるものだったと表明した。
トルコの海事当局によると、1隻目はロシア南部の黒海沿岸ノボロシースクに向かっていた際、「外部からの影響」で火災が起きた。2隻目は被弾し、機関室で煙が確認されたという。
ウクライナ当局者によると、特別作戦には無人艇(水上ドローン)が使用された。
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