ヨーロッパの航空機大手エアバスが主力のジェット機「A320」シリーズに不具合があると発表したことをうけ、全日空では95便が欠航となり、羽田空港では混乱が広がっています。
この不具合についてフランス当局は、改修が必要な機体が約6000機にのぼるとしていて、各国の航空会社が対応を急いでいます。
エアバスは28日、「A320」シリーズについて、機体に強い太陽の放射が当たると「飛行を制御する操作に不可欠なデータを破損する可能性があることが判明した」と発表しました。
ロイター通信は業界関係者の話として、10月下旬にアメリカの航空会社が運航していた機体で急激に高度が低下し、けが人が出た事故が問題を発見するきっかけになったと報じました。
約6000機に影響があるとみられ、各国の航空会社が対応を急いでいます。
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