米ブラジル首脳が電話会談　コーヒーの関税除外を歓迎

　【サンパウロ共同】ブラジル大統領府は２日、ルラ大統領とトランプ米大統領が電話会談したと発表した。米国が１１月に追加関税の対象からコーヒーや牛肉などの一部農産物を除外したことについて、ルラ氏は「非常に前向きな決定」と歓迎する意向をトランプ氏に伝えた。 　会談は約４０分。ルラ氏は、追加関税の対象品目がまだ残っているとして、除外に向けた「交渉を迅速に進めたい」との考えを強調した。 　国際的な組織犯罪対策も話題に上り、トランプ氏はブラジルとの協力に強い意欲を示したという。両氏は近く再び協議することで一致した。

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