世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元幹部から高級バッグなどを受け取ったとして、あっせん収財の罪などに問われた尹錫悦(ユンソンニョル)前大統領の妻・金建希(キムゴニ)氏の論告求刑公判が3日、ソウル中央地裁であった。特別検察官は懲役15年と罰金20億ウォン(約2億1200万円)、追徴金約9億4千万ウォン(約1億円)を求刑し、結審した。判決は来年1月28日に言い渡される。
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特別検察官の説明などによると、金氏は2022年4~7月、旧統一教会の元幹部=政治資金法違反などの罪で公判中=から教団の事業に便宜を図るよう依頼され、見返りに高価なブランドネックレスやバッグ計約8300万ウォン(約880万円)相当を受け取ったとされる。
また、尹氏が当選することになる同年3月の大統領選では、尹氏と共謀し、「政治ブローカー」の男性から複数回にわたり約2億7千万ウォン(約2860万円)相当の世論調査結果を無償で受け取ったとして、政治資金法違反の罪に問われている。
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