ブリュッセルのEU本部
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は3日、ロシアの侵攻を受けるウクライナを資金面で支援するため、ロシアの凍結資産活用とEUによる借入金を併用する案を発表した。18日に始まるEU首脳会議で計画進展に向けて合意することを目指す。 EUのロシア凍結資産の大半はベルギーにある国際決済機関ユーロクリアで保管している。ベルギーはロシアから返還を求められた場合に責任を負うことを懸念し、凍結資産の活用に否定的だ。欧州委は新たな提案で、EU加盟国などをロシアの報復措置から守るため、複数の安全策を盛り込んだと説明した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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