小泉進次郎防衛相は7日、防衛省でオーストラリアのマールズ国防相と会談し、中国軍による自衛隊機へのレーダー照射について説明した。マールズ氏は「大変憂慮すべき事態だ」との認識を示した。強い決意で日本と力を合わせて行動する考えを表明した。
小泉氏は「毅然かつ冷静に地域の平和と安定に向けて対応を進める」と語った。中国軍の対応について「航空機の安全な飛行に必要な範囲を超える危険な行為だ」と訴えた。中国に抗議し再発防止を求めたと明らかにした。
中国海軍の空母「遼寧」から発艦したJ15戦闘機は6日、太平洋上で航空自衛隊のF15戦闘機にレーダーを複数回照射した。F15は緊急発進（スクランブル）の任務にあたっていた。
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