
インドネシア首都ジャカルタのオフィスビルで9日、火災が発生し、22人が死亡した。同ビルにはドローン開発を手掛けるテラドローンの海外子会社が入居していた。
火災は現地時間の午後0時45分ごろに発生した。テラドローンは同ビルを東南アジアでのドローンを使った測量などのサービスを展開する拠点として入居していた。
現地報道によると、建物の1階にあったバッテリー用の保管倉庫から出火した疑いがあるという。
在インドネシア日本大使館によれば、現段階で日本人の被害者が出たとの情報はないという。
テラドローンは業績に与える影響について調査中としている。同社は「現地とやりとりをしており、被害状況を確認している」とコメントした。
テラドローンは2016年設立のスタートアップ。レーザーや自動航行システムに強みを持ち、東南アジアなど海外でも事業を広げていた。
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