
防衛省統合幕僚監部は11日、航空自衛隊と米軍が10日に日本海上で共同訓練したと発表した。米軍は核兵器を搭載できるB52爆撃機2機を派遣した。日米で抑止力を強化し軍事挑発を続ける中国に対抗する姿勢を示す措置とみられる。
空自からはF35、F15戦闘機が3機ずつ参加した。自衛隊は「力による一方的な現状変更を起こさせないとの日米の強い意思を確認した」と説明した。
中国の空母「遼寧」は6日、沖縄本島南東の公海上でJ15戦闘機などの発着艦訓練を繰り返した。領空侵犯に備え緊急発進(スクランブル)した空自のF15が2回にわたり断続的にレーダー照射を受けた。
B52爆撃機が参加する日米共同訓練の公表は2024年12月以来1年ぶり。当時はその2週間ほど前に中国とロシアの爆撃機が沖縄県周辺で共同飛行していた。中国軍機が台湾周辺で活動し軍事圧力を強めていた時期でもあった。
小泉進次郎防衛相はレーダー照射の公表後、同志国などと協議を開き中国の軍事圧力が高まる状況を説明した。オーストラリアのマールズ国防相やイタリアのクロセット国防相、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長らと連携を強化する姿勢を確認している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。