11日、ノルウェー・オスロで、支援者らに手を振るマチャド氏(共同)
【オスロ共同】詰めかけた数百人の支援者や友人に駆け寄り、抱き合った。ベネズエラの野党指導者マチャド氏は11日未明、ノルウェー・オスロで元気な姿を披露した。10日のノーベル平和賞授賞式や祝賀パレードには間に合わなかったが、オスロに行くとの約束を果たした。 11日午前2時半ごろ、マチャド氏はホテルのバルコニーに現れた。待ち構えていた支援者に、長旅の疲れを見せない笑顔で手を振った。ベネズエラ国旗を手にした支援者はマチャド氏の名前を叫び、「自由を」と連呼した。 マチャド氏がホテル出入り口に移動すると、興奮は最高潮に。最初は柵越しに握手していたマチャド氏は柵をまたいだ後、もみくちゃにされ支援者らと言葉を交わした。国外避難中の野党メンバーや親しい人と抱き合い、しばし話し込んだ。 ノーベル研究所の広報関係者によると、マチャド氏は5日、「オスロに行く」と表明。マチャド氏が欠席した10日の授賞式で、長女アナ・コリナ・ソーサ氏は「母は絶対に約束を破らない」と演説していた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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