16日、韓国・世宗で開かれた政府の会議で発言する李在明大統領(聯合=共同)
【ソウル共同】韓国の李在明大統領は16日の政府会議で、抜け毛の治療薬を公的医療保険の適用対象とするよう、鄭銀敬保健福祉相に検討を指示した。一部の例外を除き保険適用外である現状について「昔は(抜け毛治療を)美容と言っていたが、最近は生存の問題と受け止められている」と訴えた。 韓国の国民健康保険公団によると、2024年までの5年間で抜け毛治療を受けた人は約110万人で人口の約2%。うち男性が56%、女性が44%だった。韓国メディアによると、若者の治療費を支援する自治体もある。 李氏は、財政負担が大きいのであれば保険適用回数に制限を設ける方法もあると述べた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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