アメリカの有力誌「バニティ・フェア」は、トランプ大統領の最側近となるワイルズ首席補佐官のインタビューを紹介し、ワイルズ氏がトランプ氏について「アルコール依存症のような性格」と表現したと伝えました。
「バニティ・フェア」は16日、トランプ氏の大統領返り咲きの立役者で最側近のワイルズ首席補佐官のインタビュー記事を紹介しました。
この中でワイルズ氏は、アルコールを口にしないトランプ氏について「アルコール依存症のような性格」と表現しました。
ワイルズ氏はアルコール依存症だった自身の父親を引き合いに出し「酒を飲むと気が大きくなる」と説明し、トランプ氏は「自分にできないことは何もないと考えて行動している」と語りました。
一方でトランプ氏を「統計学の天才」とも述べたほか、各国への相互関税の発表について政権内で意見が割れていた際、バンス副大統領が「チームの意見が完全に一致するまで待ちましょう」と述べたもののトランプ氏はそれを聞かずに発表したことも明かしました。
また、バンス副大統領については「10年もの間、陰謀論者だった」と評し、トランプ氏を絶対に支持しない人物からMAGA(アメリカ第一主義運動)に転向したのは「ある種の政治的理由だ」と語りました。
これらの記事についてワイルズ氏はSNSで「私と史上最高の大統領、ホワイトハウスのスタッフ、そして政権に対する不誠実な形で作られた中傷記事だ。重要な背景が無視され、大統領について語った多くのことが記事から省かれた」と反発しています。
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