小泉進次郎防衛相は17日、英国のヒーリー国防相とオンライン協議を開いた。中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射について「深刻な懸念」を共有した。小泉氏は中国とロシアの爆撃機による日本周辺の共同飛行の状況も説明した。日英が地域の安定のため意思疎通していくと確かめた。
両氏は35分間ほど意見交換した。日英伊が取り組む次期戦闘機開発計画「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」などの防衛装備・技術協力でも連携を確認した。
小泉氏はレーダー照射後、同盟国・同志国と議論し中国の軍事挑発に対する連携を訴えてきた。オーストラリアのマールズ国防相、イタリアのクロセット国防相、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長、米国のヘグセス国防長官と相次ぎ協議した。
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