米東部ロードアイランド州の名門、ブラウン大学で13日に11人が死傷した銃撃事件をめぐり、地元当局は18日、容疑者をポルトガル国籍の元同大生の男(48)と特定し、ニューハンプシャー州の倉庫で死亡しているのを見つけたと発表した。

  • 米ブラウン大学銃撃、重要参考人の20代男釈放へ 2人死亡9人負傷

 発表によると、男は自殺していた。2000~01年にブラウン大で物理学を専攻していた。

 また、マサチューセッツ州ボストン近郊では15日、マサチューセッツ工科大の男性教授(47)が自宅で銃で撃たれて翌日死亡する事件が起きた。地元当局は18日、同じ男が殺害に関わったとみて捜査していると明らかにした。

 男性教授はポルトガル出身で、かつて同国で容疑者の男と同じ学術課程に参加していた。男は二つの現場に同じレンタカーを使って移動していたとみられるという。

 ロードアイランド州の当局は事件翌日に20代の男性を「重要参考人」として拘束したが、釈放する事態も起き、地元では不安が広がっていた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。