
東京都は19日、小池百合子知事が2026年1月から経済協力開発機構(OECD)の首長組織「チャンピオン・メイヤーズ」の議長に就任すると発表した。任期は2年。都市の代表として加盟国との政策対話、政策提言をするほか、総会の主催や共同声明の作成を担う。
小池氏は19日の記者会見で「国際情勢が不安定さを増しているなか、現実的な解決策を生み出す主体として都市の役割はこれまで以上に重要になっている」と述べ、課題解決をリードしていく考えを示した。
同組織は富裕層と貧困層の格差拡大に対応するためOECDが16年に立ち上げた国際的ネットワーク。12月時点で62人の首長が参画し、国内では横浜市や福岡市、仙台市の市長らが加入する。小池氏は17年から参加し、9月には副議長に就任していた。
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