小泉進次郎防衛相は22日、中国とロシアによる日本への軍事挑発を巡りインドネシアのシャフリ国防相とオンラインで協議した。小泉氏は12月上旬の中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射や中ロの爆撃機による共同飛行に関し「強い懸念」を伝えた。シャフリ氏は日本の立場に理解を示した。
両氏は35分間ほど意見交換した。インド太平洋地域の平和と安定のため両国で協力していく姿勢を確かめた。
小泉氏は11月に防衛省内でシャフリ氏と会談した。閣僚や次官、制服組トップ級が議論する「統合防衛対話メカニズム」の立ち上げに合意した。22日のオンライン協議でも同メカニズムの下で防衛協力・交流を強化すると確認した。
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