イスラエルのネタニヤフ首相(ロイター=共同)
【エルサレム共同】イスラエルのメディアは22日、ネタニヤフ首相がイスラエルと敵対するイランの軍事演習を認識しているとし「必要な準備を進めている」と述べたと報じた。イスラエルに対するいかなる行動も「非常に強力な対応」をもたらすことになると主張し、イランをけん制した。 米NBCテレビはネタニヤフ氏が今月下旬にトランプ大統領と米南部で会談する際、イランによる弾道ミサイルの生産拡大に懸念を示し、イランへの再攻撃計画について説明すると報じている。 米メディアによると、イスラエル軍のザミール参謀総長は20日、米中央軍のクーパー司令官に対し、イラン革命防衛隊が数日前にミサイル演習を開始し、イスラエル攻撃の準備をしている可能性があると電話で警告。クーパー氏は21日にイスラエルを訪れ、ザミール氏らと協議したという。 一方、イスラエル軍は22日、レバノン南部で親イラン民兵組織ヒズボラの複数の戦闘員を攻撃したと発表した。レバノンメディアはイスラエル軍が車両を攻撃し、市民3人が死亡したと報じた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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