イスラエルのネタニヤフ首相=7日、エルサレム(AP=共同)
【エルサレム共同】イスラエル紙ハーレツは27日、ネタニヤフ首相が28日、トランプ米大統領との会談のため米南部フロリダ州に向けて出発する見通しだと報じた。会談は29日に予定される。パレスチナ自治区ガザを巡る和平計画やイラン再攻撃の計画などを協議するとみられる。 トランプ政権は、イスラム組織ハマスの武装解除や治安維持を担う国際安定化部隊の設置などが見込まれる和平計画「第2段階」への移行を急ぎたい考え。計画をどこまで進展させられるかが焦点の一つとなっている。 また、ネタニヤフ氏はイランの弾道ミサイル生産拡大への懸念を示し、イランを再攻撃する計画について説明するとみられている。 イスラエルとハマスは10月に和平計画の「第1段階」に合意。停戦が発効したが、イスラエル軍は攻撃を続けている。ガザ保健当局によると、停戦発効後の死者は400人以上。2023年10月の戦闘開始後の死者は7万1千人を超える。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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