南米ペルーにある世界遺産マチュピチュで30日、観光客らを乗せた列車同士が衝突した。AFP通信などが、少なくとも1人が死亡、数十人が負傷したと報じている。日本の外務省によると、日本人2人がけがをして病院に搬送されたが、命に別条はないという。
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ロイター通信によると、死亡したのは列車の運転士。負傷者のうち20人ほどが深刻な容体で、外国からの観光客も含まれるという。
AP通信によると、列車同士がすれ違いざまに線路上で衝突。事故後、近郊のクスコ市とマチュピチュを結ぶ列車は運休している。
国連教育科学文化機関(UNESCO)によると、マチュピチュはアンデス山脈の標高約2400メートルの尾根にある古代遺跡。1983年に世界遺産に登録され、観光地として知られる。
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