火災の現場近くを訪れた人々(4日、クランモンタナ)=ロイター

【ジュネーブ=共同】スイス南部バレー州クランモンタナのバーで1日に起きた火災で、地元捜査当局は4日、火災で死亡した40人全員の身元を特定したと発表した。大半が10〜20代の若者で、スイスに加えてフランス、イタリア、ベルギー、ポルトガルなどの出身者が犠牲となった。

負傷者は約120人。死傷者の中に日本人は含まれていない。損傷の激しい遺体が多く、当局はDNA型鑑定などにより慎重に特定作業を進めていた。

現場のバーには当時、新年を祝う若者らが大勢集まっていた。当局は出火原因について、シャンパンボトルの上に取り付けた卓上花火を天井に近づけたことで引火したとの見方を示している。バーの経営者2人に関しては、過失致死などの容疑で店舗の安全対策に不備がなかったかどうかを捜査している。

クランモンタナはスイス・アルプスに位置し、スキーやゴルフが楽しめる高原リゾートとして知られる。

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