【北京=共同】中国国務院(政府)台湾事務弁公室は7日、台湾の劉世芳内政部長(内相)と鄭英耀教育部長(教育相)を「頑迷な台湾独立分子」に指定し、中国への渡航禁止などの制裁と懲罰を科すと発表した。昨年12月に実施した台湾を包囲する軍事演習に続き、台湾の頼清徳政権への圧力を強化した。

中国が「頑迷な台湾独立分子」に指定したのは、台湾の蕭美琴副総統をはじめ14人となった。同弁公室の陳斌華報道官は記者会見で、頼政権が独立を狙い中台の対立をあおっていると非難し「独立は戦争を意味する。破滅への道だ」と述べた。

その上で、劉氏が「中台の交流に携わる台湾市民を容赦なく弾圧」し、鄭氏が「台湾独立を学ぶ教材を編さんして青少年に害悪を及ぼした」と主張。2人とその家族の中国本土と香港、マカオへの渡航を禁じ、2人の関連団体と中国の協力を制限すると説明した。

また2人と関係する企業などが中国で利益を得ることを断じて認めないと強調し、2人に対してあらゆる必要な懲罰措置を取り、生涯にわたり責任を追及するとした。

ほかに、中国によるスパイ事件の捜査を担当した検察官1人を独立分子の「共犯」として、同様に責任追及の対象とした。

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