高市首相の台湾有事を巡る発言に猛反発する中国が、新たな対抗措置を打ち出しました。
中国政府の発表では「軍事転用が可能な軍民両用製品の日本への輸出を全面的に禁止する」と書かれています。
中国が突如発表した日本への輸出規制の強化。
中国側は具体的な品目を明らかにしていませんが、希少な鉱物資源「レアアース」が輸出禁止の対象となる可能性もあります。
スマートフォンや電気自動車に不可欠な磁石や電子部品に使われている「レアアース」。
日本の独立行政法人の調査によると、2024年のレアアースの輸入先に占める中国の割合は71.9%で、輸入の大半を中国に依存しています。
レアアースの輸出が規制された場合、生活にどう影響するのでしょうか。
野村総合研究所エグゼクティブ・エコノミストの木内登英さんは「まずレアアース自体の価格が上がる。EV(電気自動車)とかスマホなどが買うことができたとしても、値段がかなり上がってしまうということが起こってくる。物価高が加速する可能性が出てくる」と話します。
木内氏は、レアアースの輸出規制が3カ月間続いた場合、日本の経済損失は約6600億円と試算しています。
中国の発表を受け、7日、木原官房長官は「我が国のみをターゲットとした今回の措置は、国際的な慣行と大きく異なり、決して許容できず極めて遺憾」と述べました。
これに対し日本時間7日午後4時ごろ、中国外務省の報道官は「中国は法と規則に基づき措置を講じている。これは完全に正当かつ合理的で合法である」と発表しました。
その中国が急速に接近しているのが韓国です。
中国の習近平国家主席は5日、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領と北京で会談し、日本との歴史問題で連携を呼びかけました。
さらに、習主席がご機嫌な様子で李大統領との自撮りに応じた場面も。
李大統領が手にするスマートフォンは2025年、習主席が韓国を訪問した際にプレゼントした「Xiaomi製」です。
中国の“手厚いもてなし”は他にも。
現在、4頭のパンダがいる韓国に、新たなパンダを貸し出す方向で協議を始めました。
日本からいなくなるパンダが、韓国に新たに貸し出されるかもしれません。
さらに中国は、K-POPの解禁にも動き出しました。
2016年、韓国が北朝鮮への対抗措置としてアメリカ製の迎撃ミサイルを配備したことに中国は猛反発。
国内でK-POPなど韓国のエンタメを事実上禁止していましたが、今回の会談で解禁に向かう方向です。
K-POPファンからは「主に彼らが日本で活動が多いから、韓国や日本に行って見に行きます」「国が許可すれば来てもいいと思います。来たら機会があれば行きたいです」といった声が聞かれました。
韓国の李大統領は7日、記者との懇談の場で「日本との関係は中国との関係と同じくらい重要だ」と発言し、「日本と中国の緊張関係が解決することを望む」とも述べました。
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