韓国の保守系最大野党・国民の力の張東赫(チャンドンヒョク)代表が7日、記者会見を開き、当時の与党として支えていた尹錫悦(ユンソンニョル)前大統領による非常戒厳について「状況に合わない誤った手段だった」として謝罪した。尹氏への弾劾(だんがい)を一貫して批判してきた張氏が非常戒厳をめぐり公式に謝罪したのは初めて。

 6月の統一地方選を見据え、低迷する党勢を立て直す狙いがあるとみられる。

 張氏は会見で非常戒厳について「国民に大きな混乱と不便を与え、自由民主主義の憲政秩序を守ってきた党員にも大きな傷になった」とし、「(当時の)与党として役割を果たせなかった責任は大きい」と述べた。そのうえで、党の刷新を進めていく意向を示した。

 国民の力は非常戒厳の後、尹氏の弾劾の是非などをめぐって亀裂が入った。昨年6月の大統領選でも敗れ、支持率の低迷が続いている。世論調査機関・ギャラップが昨年12月19日に発表した世論調査では、進歩(革新)系与党・共に民主党の支持率が40%だったのに対し、国民の力は26%だった。

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