フランス・パリの中心部に畜産農家などが集まり、EU(ヨーロッパ連合)が署名を目指す南米との自由貿易協定などに反対するデモを行いました。

凱旋門からシャンゼリゼ通りにつながる交差点では、トラクターが道路を封鎖し、畜産農家の人たちが抗議のために集まっていました。

8日、フランスの首都パリに集まった畜産農家らが反対しているのは、南米のブラジルやアルゼンチンなどでつくる関税同盟メルコスルとEUが締結を目指す自由貿易協定(FTA)です。

デモの参加者たちは、FTAが結ばれると十分に規制を守っていない南米産の肉や野菜がヨーロッパに流入するうえ、価格競争が激化すると主張しています。

デモの参加者:
メルコスルとのFTAには署名するべきではない。フランスの市場を守って欲しい。

EUのフォンデアライエン委員長は、メルコスルとのFTAの署名を1月に延期し、各国に理解を求めていました。

地元メディアによると、署名に反対していたイタリアが賛成に傾いているということで、近日中に署名が行われる公算が高まっています。

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