インドネシアとマレーシア政府が、X(旧ツイッター)に搭載された生成AI(人工知能)「Grok(グロック)」へのアクセスを一時的に遮断した。AFP通信などが伝えた。Grokをめぐっては、実在する人物の写真が無断で性的に加工される事例が多発し、世界的に問題になっている。
AFP通信によると、アクセスを全面的に遮断したのはインドネシアが初めてで、同政府は10日に遮断を発表した。これに続き、マレーシアは11日に遮断を発表。性的に加工する問題を受けた対応だという。
インドネシアのムティア通信デジタル相は声明で「同意のない生成AIによる加工は、デジタル空間における人権や尊厳、市民の安全への深刻な侵害だ」と述べた。
昨年12月下旬にGrokに新機能が追加され、Xに投稿された画像に対して指示を出せば、簡単に加工できるようになった。X上ではこの機能を悪用し、本人の同意なく、第三者が写真を水着姿などに加工する事例が多発。各国政府からもXへの抗議が相次いだ。
Xはその後、画像生成の一部機能を有料会員に限定する制限をかけた。
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