【モスクワ共同】ロシアのウクライナ侵攻開始からの日数が12日、第2次世界大戦で約2700万人とされる甚大な犠牲を出しながらナチス・ドイツ軍を撃退した独ソ戦の日数、1418日間を超えた。4年弱に及ぶ侵攻によるロシア経済の疲弊も指摘されるが、プーチン政権は独ソ戦の勝利という国民的な記憶を、ウクライナに対する最終的な勝利と重ね合わせて士気高揚を図っている。  モスクワに開設された特別軍事作戦を紹介する「英雄博物館」。入り口には、壁一面に1945年の独ソ戦の勝利直後のパレードの映像が流されていた。「兵士は祖国と国境を守る困難な任務を遂行している」。ガイドはパネルで、独ソ戦とウクライナ侵攻で戦死した兵士を交互に紹介。ロシアは今も防衛戦争を戦っていると説明した。  ウクライナ側の地雷や戦利品、ロシアの無人機や航空機の模型を解説し「展示はまもなく、ロシアの勝利と作戦の完了を反映することになるだろう」と締めくくった。

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