小泉進次郎防衛相は12日(日本時間13日)、米ハワイで開いた国際会議「ホノルル・ディフェンス・フォーラム」で講演した。中国を念頭に「周辺国は不透明な軍備増強を続け地域の軍事バランスは急速に変化している」と主張した。日米同盟をさらに強化すると訴えた。

米ハワイで開かれた国際会議で講演する小泉防衛相(12日)=共同

日本の防衛相が同会議で講演するのは初めて。小泉氏は「東・南シナ海で力による現状変更の試みが続いている」と説明した。経済や科学技術、情報などが「武器化」しているとの認識を示した。

日本が果たす役割として「防衛力の抜本的強化と防衛費増額に引き続き取り組む」と主張した。高市早苗政権が2026年中に国家安全保障戦略を前倒し改定すると補足した。

トランプ米政権が掲げる「力による平和」を「地域と世界の平和と繁栄を支えるという力強い決意だ」と評価した。米国に加えオーストラリアや韓国、フィリピンといった同志国との協力を深めるとも強調した。共同訓練や装備品を巡り連携すると話した。

小泉氏は同日、米インド太平洋軍のパパロ司令官と今後の協力のあり方を話し合った。現地時間15日に首都ワシントンでヘグセス米国防長官と会談する。日本の防衛力強化や地域情勢について意見交換する見通しだ。

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