高市早苗首相は14日午前、訪日中の韓国の李在明(イジェミョン)大統領と奈良県斑鳩町の法隆寺を訪れた。「日韓が互いに協力し合う象徴的な場所」(官邸幹部)として選ばれた朝鮮半島とのゆかりの深い寺院を見学し、親交を深めた。

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 両首脳は約1時間、法隆寺の五重塔や釈迦三尊像などを見て回った。案内した古谷正覚管長によると、607年ごろの建立当時は百済から瓦づくりの技術がもたらされるなど、「百済の影響を受けている」と説明したという。李氏は金堂壁画を前に「教科書で見た」などと興味を示していたという。首相は前日の共同記者発表で「両国の交流の歴史、人と人とのつながりの大切さに思いをはせながら、法隆寺にご案内したい」と述べていた。

 李氏は「シャトル外交」の一環として13日から首相の地元の奈良を訪問。韓国の大統領が国際会議を除いて日本の地方都市を訪れるのは約14年ぶり。

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